最近、メンズエステ店が違法行為を行ったとして警察に摘発をされてしまう事例が多く見られるようになってきました。
摘発されないためにはどうすればよいのでしょうか?
今回は、摘発されるメンズエステの特徴 や 摘発が行われる流れ、摘発を回避するためのポイントなどを詳しく解説をしていきます。
摘発を防ぎ、経営者自身の身を守るためにも、ぜひ最後までご覧ください。
※摘発に至るまでには様々な事由があり、当記事でご紹介した方法で必ずしも摘発を回避できるというわけではありません。あくまで当サイトの見解も含まれるということを十分ご理解した上でご覧ください。
メンズエステの違法店とは?
まずは、摘発対象となるメンズエステの違法店とはどのようなお店なのか解説していきます。
メンズエステは主に2種類に分けることができます。
風俗エステ | 風俗エステ | |
---|---|---|
風営法の届出 | あり | なし |
サービス内容 | エステサービス+性的サービス | エステサービスのみ |
風営法の届出を出して風俗店であることを明確にしているメンズエステ店は、性的サービスを行っても摘発されることはありません。(=風俗エステ)
警察に摘発される可能性がある違法メンズエステとは、風営法の届出を出していないにも関わらず、性的サービスを提供しているお店です。
異性の客の性的好奇心に応じてその客に接触する役務を提供する営業
メンズエステの出店が増える一方で、違法行為を行うお店も増えてしまっているという実態があります。
メンズエステの摘発事例
摘発される原因のほとんどが、「非風俗メンズエステ」として営業しているのにも関わらず、風営法に抵触する行為を行ってしまったということにあります。
摘発事例を知ることで、どのような点が摘発に至る要因となったのかを理解し、風営法に抵触しない営業をすることが重要です。
下記で、いくつか摘発事例をご紹介します。
メンズエステ店装い禁止地域で風俗店営業の疑いで5人逮捕-広島県警
”5人は共謀し、8月5日と15日、店舗型の性風俗特殊営業が禁止されている中区鉄砲町のマンションの一室で、男性客2人にいかがわしいサービスを提供した疑い。”
引用:中国新聞デジタル
この事例では、店舗型性風俗特殊営業を営むことを禁止されているエリアで「性的サービスの提供」を行ったということが摘発のポイントとなります。
風営法の規定として、新規の店舗型風俗店の開業は事実上不可能です。
非風俗メンズエステとして開業したのにも関わらず、禁止エリアで性的サービスの提供を行ってしまえばたちまち違法営業となってしまいます。
禁止地域のビルで男性客に性的サービス提供疑い-個室マッサージ店経営の54歳女を逮捕-伊丹
”署によると、風俗店の口コミサイトで性的サービスを受けた客のコメントから発覚した。”
引用:yahoo!ニュース
この事例では、口コミサイトに性的サービスの提供に関する投稿がされたことにより摘発され、逮捕まで発展したということがポイントとなります。
警察が口コミサイトをチェックしているという事実を裏付ける事例ですね。
普段何気なくチェックしている口コミサイトですが、そこに書かれた一文がきっかけとなり、ある日突然逮捕されてしまうということもあり得るかもしれません。
「性的ではない」と太もも付け根付近をマッサージか-Mエステ店が風営法違反疑い
”メンズエステ店で女性従業員に男性客の太ももの付け根付近をマッサージさせたとして、兵庫県警歓楽街総合対策本部と同県警姫路署などは2日、風営法違反(禁止地域営業)の疑いで、姫路市の自営業の男(45)を逮捕した。”
”同署の調べに「太もも付近のマッサージはしているが、性的なものではない」と容疑を否認しているという。”
引用:yahoo!ニュース
この事例では、あくまで「性的サービスではない」として太ももの付け根付近のマッサージをしていたのにも関わらず、摘発され逮捕まで至ったということがポイントとなります。
近年、風営法のグレーゾーンを利用した「鼠径部のマッサージ」が多くの店舗で取り入れられているかと思います。
しかしこちらの事例のように、いくら「性的サービスではない」と店側やセラピストが言い張ったところで、客や警察に「異性の客の性的好奇心に応じてサービスを提供している」と取られてしまえば、たちまち摘発対象となってしまう恐れがあります。
摘発されるメンズエステの特徴
上記の摘発事例を踏まえて、実際に摘発をされるメンズエステにはどのような特徴があるのでしょうか。
代表的なものだと下記が挙げられます。
店が性的サービスの指示をしている
店舗側からセラピストに対し、客への性的サービスの指示や強要を行うのは絶対にやめましょう。
摘発対象になるのはもちろん、摘発されたら経営者は間違いなく逮捕されることになるでしょう。
裏オプションがある
セラピストが裏オプションを行っている場合も摘発のリスクが高まります。
裏オプションの交渉時に金額面などで利用客とセラピストが揉めた場合、腹いせに利用客がマンションの管理会社や警察に通報するというケースが多く報告されています。
裏オプションに関する交渉の事実がある時点で、「性的サービスの提供の可能性」から摘発をされてしまう可能性が高まります。
オプション名が過激
オプション名に性的サービス提供の可能性を感じさせる文言などを使用している場合も摘発のリスクが高まります。
文言から「異性の客の性的好奇心」に応じてサービスを提供していると取られてしまい、警察に目をつけられてしまう可能性が高いです。
セラピストの写真の服装が過激
店舗のホームページやセラピスト個人のTwitterに投稿されている写真があまりにも過激な場合、「性的サービスの提供の可能性」から警察に目をつけられてしまいます。
胸の谷間やお尻などを強調していたり露出の多い服装をしているなども対象になります。
ネット上で違法行為についての書き込みが多い
先程ご紹介した摘発事例にあった通り、
警察は「爆サイ」や「ホスラブ」のようなインターネット上の掲示板(口コミサイト)を見ている可能性が高いです。
裏オプションや性的サービスなどの違法行為に関する書き込みが多い店は、警察に目をつけられているかもしれません。
自分の店舗を掲示板(口コミサイト)でチェック!
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通報やトラブルが多い
メンズエステ店はマンションの一室で営業を行っている場合が多いため、不特定多数の男女の出入りを不審に思われ、マンションの管理会社や近隣の住民から通報されてしまうケースが多くあります。
それに伴い、無許可物件を使用していたり、禁止地域での違法営業が発覚するケースが多いです。
また、利用客とのトラブルが多い店も警察に目をつけられているでしょう。
メンズエステの摘発が行われる流れ
警察は違法メンズエステ店を摘発する際、違法行為の事実確認をするために「潜入捜査」を行います。
下記が、警察の潜入調査の詳しい手順になります。
インターネット上の掲示板などを参考に、違法行為が行われている可能性が高いメンズエステに潜入捜査を行います。
警察官は一般の利用客と同じく私服で来店するため、見分ける術はありません。
潜入捜査を未然に防ぐことはまず不可能です。
利用客としてメンズエステに来店した警察官は、他の利用客と同じようにセラピストの施術を受けます。
通常通りの施術を受けながら、徐々にメンズエステでは絶対NGとされている性的サービスの要求をしてきます。
そこで、セラピストが利用客に対して日常的に性的サービスの提供を行っているかどうかの見極めを行います。
性的サービスの提供を確認できた場合、一人のセラピストが個人的に違法行為を行っているのか、それとも店ぐるみで違法行為を行っているのかを判断するため、複数のセラピストの元に利用客として来店します。
複数のセラピストが違法行為を行っている事実の確認が取れれば、店ぐるみの犯行だと判断し、その店は摘発されます。
訪れた利用客が一般の方なのか、潜入捜査に訪れた警察官なのかを見分けることはほぼ不可能です。
ですので、セラピストは常に利用客からの過剰要求を断る必要があります。
摘発されたらどうなる?
では実際に、摘発をされてしまった場合どのような罰則があるのでしょうか。
店・セラピスト・利用客、それぞれ解説します。
店・経営者・スタッフ
違法メンズエステとして摘発されると、その店は営業停止となります。
経営者は風営法違反容疑(風俗営業の無許可営業)で逮捕され、「2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金」が科されます。
また、基本的に処罰の対象となるのは経営者ですが、店ぐるみでの違法行為が原因で摘発された場合、お店のスタッフも逮捕される可能性があります。
セラピスト
店が摘発されたとしても、セラピストが逮捕される可能性はかなり低いです。
しかし、摘発をされたときに店にいたセラピストは、事情聴取のために警察署に連行されます。
処罰はなくとも「前歴」の記録が残る他、事情聴取後に身元引受人を呼ばなくてはならない可能性もあります。
身元引受人には、親などの家族・職場の上司・恋人などがあたるため、摘発された場合、メンズエステで働いていることが周りの人たちにばれてしまうということも覚悟しておく必要があります。
利用客
基本的に利用客が逮捕される可能性はほとんどありません。
ただし、捜査の協力のため、警察から事情聴取を求められる場合があります。
また、利用客がセラピストに性的なサービスを強要していた場合は「強制わいせつ罪」に問われる可能性があります。
摘発を回避する方法【15選】
ここまでで、摘発されるメンズエステの特徴や、摘発の流れを知ることができたかと思います。
では、実際に摘発を回避するにはどうすれば良いのでしょうか。
いくつか順番に見ていきましょう。
摘発に至るまでには様々な事由があり、当記事でご紹介した方法で必ずしも摘発を回避できるというわけではありません。以上を十分に理解した上でご覧ください。
性的サービスを提供しない
大前提として、非風俗メンズエステでの性的サービスの提供は絶対NGです。
また、経営者からセラピストに違法行為を強要することも絶対にやめましょう。
- 性的サービスを提供するのであれば、必ず風俗業種として届出を出しましょう。
紙パンツを必ず着用してもらう
利用客の中には、何かと理由をつけて紙パンツを履くのを拒否してくるような方も存在します。
そのような場合、申し出を受け入れてそのまま施術を始めるのはNGです。
ルール通りに着用しないと施術ができないということを伝え、それでも拒否する場合は即刻退店してもらいましょう。
また、紙パンツをわざと緩めに着用する利用客に関しても同様です。OKすることで、性的サービスを期待をさせる要因となります。
以上のルールをセラピストにしっかりと伝えることが大切です。
また、利用客への誓約書に「紙パンツ着用の義務」に関する規約を入れ、同意してもらうことも有効です。
局部付近のマッサージは避ける
近年、風営法のグレーゾーンを利用した「鼠径部のマッサージ」が多くの店舗で取り入れられています。
しかしこちらも、「異性の客の性的好奇心」に応じてサービスを提供しているのであればNGです。
いくら「性的サービスではない」と店側やセラピストが言い張ったところで、客や警察に「異性の客の性的好奇心に応じてサービスを提供している」と取られてしまえば、たちまち摘発対象となってしまう恐れがあります。
確実に摘発のリスクから逃れたいのであれば控えることをおすすめします。
過度なサービスがなくとも、マッサージ技術や接客、コンセプトで他店との差別化が図れるようになると良いですね。
露出の多い衣装で接客させない
性的サービスを提供しないことに加えて、「性的サービスの提供があると誤解されるようなこと」も控えるようにしてください。
誤解される原因となる代表的な行動は、露出の多い衣装で接客をすること。
下着やベビードールのような過激な衣装で接客をすることで、性的サービスの提供があると誤解される要因になってしまいます。
集客で過激な写真を使用しない
露出の多い衣装で接客しないことに加え、集客でも過激な写真を使用することは控えましょう。
SNSなどで、胸やお尻などを強調する過激な写真を投稿して集客をすることは、「性的サービスの提供がある」と誤解される要因になります。
具体的には次のようなものが過激な写真だと捉えられる可能性が高いです。
- 下着写真(下着が見えている・キャミソール等衣服であっても下着に見えるようなもの)
- 胸元がはだけていたり、胸のみが強調された写真(手で衣服をずらしているような写真)
- 肩ひもが無い服を着用していたり、裸に見えるような写真
- その他、性的サービスを連想させる服装やポーズの写真
セラピストの3サイズを公開しない
店舗HPやSNSなどに、セラピストの3サイズを記載することも避けたほうがよいでしょう。
風俗業界では、店舗HPなどに女性の3サイズが記載されているのが一般的ですが、あくまでマッサージによる「癒やし」を目的としたメンズエステの施術に女性の3サイズは関係ありません。
3サイズを記載することで、風俗のような「性的サービス」を提供していると誤解されてしまう可能性が高まります。
あやしいオプションを用意・記載しない
店舗HPやSNSなどに、「性的サービスがあると誤解をされるようなオプション」を用意したり、記載することも避けましょう。
具体的な性的文言はもちろん、性的サービスを連想させるような過激な文言の使用は同業者や警察に目をつけられる要因となります。
違法なサービスのあるオプションを用意しないことはもちろん、誤解をされるようなオプションを記載することも避けたほうがよいでしょう。
HPや広告サイトの文言に配慮する
店舗のオフィシャルHPなどで過激な文言を使用することは控えましょう。
性的サービスの提供があると誤解を生む要因になります。
また、非風俗メンズエステ専用の媒体に広告掲載をする際、店舗HPなどに過激な文言を使用していると掲載をすることができません。
適正価格を設定する
他店と比べ、コンセプトや技術に差がないのにも関わらず、規格外の利用価格を設定することは控えましょう。
利用価格があまりにも相場からかけ離れている場合、「これほど高額なのだからきっと特別なサービス(性的サービス)があるのだろう」と過度な期待を抱かせる要因になってしまいます。
また、少しでもサービスに不満があった(性的サービスの提供をしなかった)場合、利用客から店やセラピストに対する嫌がらせが発生する可能性が高まります。
SNSで過激な発言をしない
店舗のSNSアカウントなどで過激な発言をすることも控えたほうが良いでしょう。
過激な発言をすることで業界内に敵を作る原因になり、それをよく思わない同業者や客に目をつけられ、嫌がらせをされてしまう可能性が高まります。
- 他店やセラピストを下げる発言
- 利用客の容姿などに対する誹謗中傷
- 性的サービスの提供を連想させるような発言
また、セラピストのSNSの運用についても店側で把握をし、しっかりと管理することが重要です。
SNSにて「性的サービスの提供を連想させるような」過激な発言をしたり写真を載せているセラピストが、他のセラピストに苦情を受けている場面をよく目にします。
このような行動が、同業者や客に敵を作る原因になりますので、過激な発言をしているセラピストには注意をし、投稿を削除させるなどの対応が必要です。
許可物件で経営する
無許可の居住用物件を使用している場合、管理会社や住民からの通報により摘発に繫がる事例が多く報告されています。
無許可の居住用物件での営業は、違法ではありませんが契約違反となります。
さらに、賃料の税金を支払わない「脱税」により、後々大きなトラブルに発展する可能性も大いにあります。
そのようなトラブルを防ぐためにも、物件選びの際にはメンズエステを営業できる「許可物件」を選ぶようにしましょう。
身分証を見てセラピストの年齢を確認する
セラピストを採用する際は、必ず身分証を提示してもらい、18歳以上(高校卒業済み)であることを確認してください。
法律により、「18歳未満(高校生)は深夜営業をしている店で働くことができない」と定められています。
メンズエステは深夜営業も可能な業種です。そのため、「18歳以上」「高校生不可」というのが採用の基本となっています。
「知らずに18歳未満を採用し雇用していた」ということがないよう、事前にしっかりと確認を取ってから採用をするようにしてください。
客に誓約書を書いてもらう
利用客に「誓約書」を書いてもらうのも有効です。
利用客による禁止行為があった場合の注意事項を記載した誓約書を用意することで、店側は性的サービスを容認していないという証拠になります。
誓約書をもらっていたのにも関わらず違法行為の発覚により摘発されてしまった場合、セラピストの独断、または利用客による「強制わいせつ」だと証明できる可能性があります。
提出者が何らかの事項を約束し、提出先に対し義務を負うことを書面化したもの。
誓約する者が一方的に提出する書面であるため、誓約する者のみ署名捺印します。
同業者とトラブルが起きないようにする
メンズエステが摘発される要因として、同業者に通報されるケースが大きな割合を占めています。
それ以外にも、インターネット上の掲示板(口コミサイト)にて、店やセラピストを貶めるような嫌がらせの投稿をされるなどの被害にあう可能性もあります。
そのような事態を防ぐためにも、同業者に敵を作らないことも重要です。
口コミサイトの悪評を削除する
「爆サイ」や「ホスラブ」などのインターネット上の掲示板(口コミサイト)に書かれた「誹謗中傷」を削除することも有効です。
実際は性的サービスを提供していなくても、同業者や客の嫌がらせにより口コミサイトに「この店は性的サービスを提供している」などと書き込まれた場合、警察に目をつけられてしまう可能性があります。
通常、書き込みを削除したい場合は下記の方法で削除を行います。
- 投稿者に対して削除を要求する
- サイト管理者に削除依頼を出す
- 裁判所から削除命令を出してもらう
しかし、自身で削除要請をしても、なかなかサイト側が対応してくれないという場合もあるでしょう。
メンズエステ経営ナビでは、削除依頼を代行してくれる弁護士のご紹介を行っています。
弁護士であれば法律に基づいた削除請求ができるので、個人で削除依頼を行うよりも、投稿を削除できる可能性が高まります。
通常、弁護士に相談をするとかなり高い費用が掛かってしまいますが、メンズエステ経営ナビの紹介でお得に利用することが可能です。
嫌がらせによる悪質な投稿に困っており、投稿を削除したいとお考えの方はぜひ一度お問い合わせください。
また、今後の記事でも誹謗中傷の削除方法に関してご紹介させていただく予定です。
セラピストによる違法行為を防止するためには
いくら経営者が違法行為を禁止したとしても、セラピストが隠れて違法行為を行ってしまう場合もあるかもしれません。
例えセラピストが独断で行ったことだとしても、それを証明できなければ逮捕されてしまうのは経営者です。
では、もし万が一セラピストの独断により違法行為が行われてしまった場合、逮捕されないようにするためにはどうすれば良いのでしょうか?
セラピストの違法行為を防止するために何ができるのでしょうか?
身分証を提出してもらう
セラピストが入店する際に、身分証を提出してもらいましょう。
身分証を提示できない人を雇う時点で、冷やかしや窃盗などのリスクを負う覚悟をしなくてはなりません。
身分証を控えておくだけでも、個人の特定をされているという危機感や責任感から、違法行為の抑止になります。
研修で徹底的に教える
メンズエステ未経験のセラピストの場合、初心者であることをいいことに、客が「他の店では普通」「みんなやっている」などと性的サービスを要求してくるケースが多くあります。
一人のセラピストが違法行為を行ってしまうと、客側から「性的サービスを容認している店」という認識を持たれてしまい、性的サービスを提供しないセラピストに対し、「他の子はしてくれた」等の言い分を述べるでしょう。
そうなると、健全に働いてくれているセラピストの迷惑になるだけでなく、店側や他のセラピストに対する不満が溜まってしまい、店内での関係性の悪化、退店、最悪の場合内部告発として警察に通報されてしまう可能性もあります。
ですので、「性的サービスが違法行為であること」「違法行為が発覚した場合即座に退店してもらうこと」などを強く伝え、理解してもらうことが重要です
定期的に口コミサイトをチェックする
「爆サイ」や「ホスラブ」のようなインターネット上の掲示板(口コミサイト)を定期的にチェックすることも有効です。
特定のセラピストに関する違法行為の書き込みがあまりにも多い場合、該当セラピストに事情を聞くなどして確認を取るべきでしょう。
書き込みが事実ではないとしても、何らかの理由で該当セラピストが特定の人物に嫌がらせを受けていることが発覚する場合もあるため、状況を把握し、即座に対応することができます。
口コミサイトに書かれていることの中には悪意を持って書かれているものもありますので、あまり過剰に気にするのは精神衛生上良くありませんが、特殊な業種ですので、状況を把握するためにも定期的にチェックしておいて損はないと思います。
自分の店舗を掲示板(口コミサイト)でチェック!
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契約を交わす
いくら店側から違法行為を禁止する旨を伝えたとしても、どうしても違法行為を行うセラピストが存在してしまうのも事実です。
ですので、違法行為の防止に加え、万が一セラピストが違法行為を行い摘発されてしまった時に逮捕されないためにも、経営者の指示ではないことを示す証拠を用意しておくことが重要です。
例として、セラピストと「業務委託契約」を結ぶのがおすすめです。
業務委託契約とは、企業などの委託者が自社の業務の一部を外部に委託する際に、受託者との間で締結する契約のこと。
契約書には、「セラピストから客への性的サービスの禁止」「違法行為を行った場合の処遇」に関して記載しておくと良いでしょう。
セラピストが店に隠れて違法行為を行っていた場合、経営者が関与していないことを証明することで経営者が逮捕を逃れた事例がいくつか報告されています。
当事者双方の何らかの事項への合意を書面化したもの。当事者双方が署名捺印します。
違法行為をするセラピストが出てしまった場合
これだけの対策をしていても、違法行為を行ってしまうセラピストが出てしまうこともあるでしょう。
違法行為が発覚した場合は残念ですが、経営者自身の身を守るためにも該当セラピストには即座に退店してもらうのが摘発リスクを下げるための最善策となるでしょう。
一度そのようなことがあると、新しいセラピストを採用するのにも慎重になってしまいますよね。
良いセラピストを集めるには、良い求人サイトへの広告掲載が必要不可欠ですので、自店舗に合った求人サイトの見極めを行い、継続的に広告掲載を行いましょう。
当サイトでも、おすすめの求人サイトをご紹介した記事がございますので、ぜひそちらもご覧ください。
まとめ
「非風俗メンズエステ」が増加している一方で、少しでも多くの利益を出すために違法営業をしてしまう店舗やセラピストが増えています。
しかし、摘発されて逮捕されてしまっては元も子もありません。
摘発されないためにも、摘発を回避するポイントを抑え、できるだけ健全な営業をすることを心がけましょう。
違法行為に手を染めず効率的にお客様の集客を行うには、より自店舗に合った集客サイトに広告掲載をするのが最善の方法です。
集客力に不安がある店舗は、ぜひ集客サイトで広告掲載をすることを考えてみてください。
下記の記事では、メンズエステ集客広告サイトをサイトの訪問数順にランキング付けしております。
広告掲載に興味のある方はぜひ参考にしてみてください。