メンズエステの集客施策と言えば、ポータルサイトへの広告掲載が王道です。
しかし近年では、X（旧Twitter）やInstagramなどのSNSで情報を仕入れるメンズエステユーザーがかなり増えてきています。
今では、SNSはメンズエステの集客に欠かせないツールであるといっても過言ではありません。
メンズエステユーザーのほとんどを占めているのは社会人の男性。
仕事中など、メンズエステポータルサイトを頻繁にチェックすることは難しいですが、SNSであれば仕事中のちょとした休憩時間にもチェックすることができます。
そこで今回はSNS運用のポイントと、SNSを活用したおすすめの集客施策をご紹介します。
目次
X（旧Twitter）運用のポイント
SNSには様々な種類がありますが、今回は特にメンエスユーザーの利用が多い「X（旧Twitter） 」運用のポイントをご紹介させていただきます。
今すぐできるものばかりですので、ぜひ参考にしてください。
投稿時間にこだわる
まずは、様々な時間に投稿を行い、投稿のインプレッション（閲覧数）やエンゲージメント（反応数）がより高い時間帯を分析しましょう。
効果計測をすることで、どの時間に投稿をするとよりユーザーの反応を得られやすいか、反響に繋がりやすいかが段々と分かるようになります。
また、メンズエステユーザーには様々な生活リズムの方がいますが、お客様の大多数を占めるであろう会社員などの生活リズムはある程度予想しやすいかと思います。
効果計測が難しい方は、会社員の生活リズムを参考に、朝の通勤時間／お昼休憩時間／退勤後の帰宅時間／夜に家でくつろぐ時間など、よりSNSを見る可能性が高い時間に合わせて投稿を行うことをおすすめします。
キーワード・ハッシュタグを工夫する
投稿に含むキーワードやハッシュタグ（#）も工夫して投稿を行いましょう。
メンズエステユーザーがX（旧Twitter）で新しいメンズエステ店を探す時は、「メンズエステ エリア名」「メンエス エリア名」で検索を行います。
そのため、案内状況などの宣伝投稿には必ず「メンズエステ／メンエス」という文言と、店舗のある「エリア名」を含むようにしましょう。（アカウント名に含まれている場合そちらもヒットします）
また、一緒にハッシュタグ（#）も使用するとより効果的かもしれません。（例：#メンズエステ #メンズエステ東京）
注意してほしいのが、トレンドのワードだからといってあまりにも脈絡のないハッシュタグを多用すること。こちらはあまりおすすめできません。
ユーザーにマイナスのイメージを持たせてしまう原因になる可能性があるのと、ハッシュタグを多用しすぎると、スパムアカウントだと判定されシャドウバンされる可能性が高いからです。
SNSの運営側が悪質なユーザーのアカウントの投稿をタイムライン等に表示させないように設定する措置のこと。 シャドウバンされた場合、特定のハッシュタグの検索結果やタイムラインから排除される可能性がある。
X（旧Twitter）ではハッシュタグの使用はほどほどにしましょう。
Instagramはサイトの特性上、ハッシュタグ（#）を使用して検索をする方が多いので、最低限「メンズエステ／メンエス」「エリア名」のハッシュタグを必ず使用しましょう。関連性のある様々なハッシュタグを使用すると良いでしょう。
他アカウントと積極的に交流
X（旧Twitter）を集客に利用する際は、他のアカウントと積極的に交流を行うことを心がけて運営を行いましょう。そうすることで、他のユーザーから投稿を見られやすくすることができます。
単純に、「アカウントがフォロワーのタイムラインに表示される回数が増えるから」ということだけではなく、これには、X（旧Twitter）のアルゴリズムが関係しています。
X（旧Twitter）のアルゴリズム
X（旧Twitter）アルゴリズムとは、簡単に言うと「投稿に興味を持っていると予想されるユーザーにコンテンツを表示し、投稿のエンゲージメントを向上させるために設計された自動的な仕組み」のこと。
X（旧Twitter）には「ユーザースコア」というものがあり、様々な判断基準で日々スコアが更新されています。
- 他のユーザーとやりとりを行った回数とその質
- アカウントの作成日、フォロワー数、デバイスの使用状況
- フォロー/フォロワー数の比率
例えば、投稿にリプライをされることは、投稿に「いいね」されることの「54倍」のスコアを獲得することができます。
そのため、他のアカウントと積極的に交流を行うことで、アカウントのユーザースコアが上がり、投稿がより他のユーザーに見られやすくなるのです。
| スコア | いいねと比較した倍率 | |
| ツイートに「いいね！」される | 0.5 | – |
| ツイートをリツイートされる | 1 | 2倍 |
| ツイートに2分間とどまる | 11 | 22倍 |
| リプライされる | 27 | 54倍 |
※こちらの情報は記事公開時の情報であり、今後アルゴリズムの変更がある場合がございます。ご了承ください。
SNSを活用した集客施策①SNS宣伝を利用
メンズエステ広告サイトの中には、広告掲載を行うことでSNSでもお店やセラピストの宣伝をしてくれるサイトがあります。
そのような、SNS宣伝ありの広告媒体に掲載することも一つの手でしょう。
影響が大きいアカウントであればあるほど大きな効果が見込めますので、ぜひそちらも活用してみましょう。
▼SNSで店舗やセラピストの宣伝がある広告サイト
SNSを活用した集客施策②SNS×割引
SNSで集客する際におすすめの施策として「SNS限定の割引」があります。
気になってフォローはしていたけれど行ったことのなかったお店や、最近足を運んでいなかったお店の「限定の割引投稿」を見つけることで、「せっかくだからこの機会に行ってみよう！」と思うきっかけ作りになります。
さらにSNSでしかその情報を手に入れられない場合、「アカウントをフォローしておいてよかった！」とユーザーに思わせることができます。
「SNS」×「割引」の相性はとても良いのでぜひ活用していただければと思います。
そこで今回は、SNS集客における「割引アイデア」をご紹介していきます。
リピーター割引
複数回お店を利用してくれたお客様へ向けた割引施策です。
新規のお客様を取り込むことも大事ですが、リピーターのお客様を多く作ることもお店を長く続けるための秘訣です。
また、何度もお店を利用するうちに、お客様がSNS上で感想を投稿したり、お店やセラピストの投稿を拡散してくれたりと、お店やセラピストの宣伝にも繋げることができます。
・新人研修モニター ・次回指名料割引
次回指名料割引
お客様が次回お店を利用をする時に、指名料が割引になる施策です。
今回ではなく「次回」割引になるということがポイントで、せっかくだから次回も訪れなければもったいないという気持ちが芽生え、再来店に繋げることができます。
また、指名料負担がないことにより来店のハードルが下がり、「お試しで初めてのセラピストを指名してみよう」というお客様を増やすことができます。
そうすることで、複数のセラピストの本指名獲得のためのチャンスになるだけでなく、固定ファンを作りやすくすることができます。
・リピーター割引
オプション割引
オプションの追加料を割引にする施策です。
他店舗と迷っている場合、オプション追加料の割引を来店動機として自店舗を選択していただける可能性が上がります。
また、一つのオプションを割引にすることで金銭や気持ちに余裕ができ、「他のオプションも追加しよう！」と思っていただける可能性があります。
自店舗と他店舗の差別化を図り「選ばれる理由」を作るためにおすすめの施策です。
・次回指名料割引 コスチューム等のオプションであれば、「セラピストに次回はこういう衣装を着てもらいたい」と思ってもらうことができれば再来店の動機となる。
新人割引
新しく入ったセラピストを指名してくれた方限定で割引をする施策。
せっかくの機会を逃したくないという心理が働き、新人セラピストの本指名獲得のためのチャンスになります。
また、新人のうちから指名を増やすことで、セラピストの早期退店を防ぐことにも繋がります。
・リピーター割引
曜日限定割引
特定の曜日を割引価格に設定する施策です。
お客様の入りが悪い曜日の救済策としてはもちろん、逆に繁忙になりやすい曜日を分散させることにも使うことができます。
せっかくお問い合わせをいただいたのに、セラピストが足りずお断りするということになってはお店としてももったいないですよね。
また、お断りが複数回続くことで、せっかくのお客様を逃してしまうということにも繋がりかねません。
ある程度、忙しい日やそうでない日が分かってきたら活用すると良いでしょう。
・エリア限定割引（出張メンズエステ）
ゲリラ割引
お客様のドタキャンなどで突然空きになってしまったり、悪天候などで来店者数の少ない日に利用枠の補填に入ってくれたお客様に割引を行う施策です。
ドタキャンが起きることでお店の売上が下がるだけでなく、せっかく出勤してくれていたセラピストのモチベーションの低下にも繋がります。
このようなことを防ぐため、補填としておすすめの施策です。
・次回使えるクーポン （割引系ではなく、オプション無料など付加系のクーポン） 「ピンチを救ってくれてありがとう」というささやかな感謝の意を示すことで、誠実な店舗だというアピールをすることができる。
雨の日／雪の日 限定割引
客足が少なくなる「雨の日」や「雪の日」限定で割引を行う施策です。
足元の悪い中来店してくれるお客様は貴重です。「こんな天気だけど来てよかった」と思ってもらい、次回の雨の日の来店に繋げることが重要です。
・次回使えるクーポン 「今日来てよかった！」と思っていただき、次回の来店に繋げることができます。
紹介割
リピーターのお客様が新しくお客様を紹介してくれた際に、紹介してくれた方に割引をする施策です。
リピーターのお客様の再来店と、新規のお客様を増やすこと両方を同時に叶えることができます。
紹介者にメリットがあることで、「よし！ガンガン紹介するぞ」とやる気になってくれるお客様が増え、ファンコミュニティや有志の応援団のような「勝手に宣伝をしてくれる」存在を作ることに繋がります。
・次回指名料割引 ・紹介された側への割引
団体割引
団体での利用客を割引する施策です。
新規のお客様が一人では行きづらいなどのハードルを下げることはもちろん、リピーターのお客様が友人や会社の同僚など新規客を連れてくるきっかけにもなります。
・次回指名料割引 ・紹介割 ・紹介された側への割引
エリア限定割引
こちらは出張メンズエステ向けの施策で、指定したエリアへの出張費や指名料、オプションなどを割引する施策です。
新規のお客様やリピーターがあまり獲得できていない特定の地域におけるお客様の獲得・増加に繋げることができます。
・曜日限定割引 「曜日」×「エリア」で二つの条件を付与することで、より特別感が生まれ、「この機会を逃したくない」という気持ちにさせ、来店に繋げることができる。
イベント割引
クリスマスやハロウィンなどのイベント時に行う割引です。
当日だけでなく期間を決めて行うことで、繁忙になりやすい日を分散させるだけでなく、その期間だけの特別感を演出することができます。
一年間でそのシーズンだけのお楽しみだということをアピールすることが大切！
▼おすすめのイベント
お正月／節分／バレンタイン／ひな祭り／春休み／エイプリルフール／GW／夏休み／お盆／ハロウィン／クリスマス／冬休み／年末／その他祝日
・イベント限定衣装 ・お菓子プレゼント イベントに応じて様々な要素を盛り込むことで、さらなる特別感の演出に。
まとめ
今回はSNS運用のポイントと、SNSを活用したおすすめの集客施策をご紹介しました。
SNS運用のポイントをおさらいしましょう。
- 投稿時間にこだわる
- キーワード・ハッシュタグを工夫する
- 他アカウントと積極的に交流
また今回、SNSを活用した集客施策を２つご紹介しました。
１つ目が、SNS宣伝ありの広告媒体に掲載すること。
２つ目が、SNS限定の割引を行うこと。
今回ご紹介した割引案は下記の通り。
- リピーター割引
- 次回指名料割引
- オプション割引
- 曜日限定割引
- ゲリラ割引
- 紹介割
- 団体割引
- エリア限定割引
こちらの割引施策は頻繁に行うと特別感が減ってしまうので、何かに関連付けたり、閑散期などお客様の入りが悪い時に行うことをおすすめします。
様々な集客施策を活用し、お客様の来店に繋げましょう。
SNS宣伝ありの広告媒体に掲載することをお考えの方・媒体紹介が必要な方は、ぜひこちらまでお問い合わせください。
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