今回の記事では、メンズエステを開業する方・経営者向けに、開業の際に最低限必要な備品・消耗品を紹介していきます。
「メンズエステを開業する予定だけど何を用意していいのか分からない」
「メンズエステ経営のために最低限必要な備品を知り、初期費用や運営費用(=開業資金)のおおよその金額を算出したい」
「自分の店舗に足りないものがないか知りたい」
そんなお悩みを持つ方におすすめの記事です。
メンズエステ開業に必要な備品【家電】
まず、メンズエステの開業で最低限必要な「家電」についてご紹介していきます。
配送など時間がかかる場合もありますので、開業を決めたらまず始めに家電の準備に取り掛かりましょう。
特別なものは必要なく、基本的には一般的な家庭にあるものになります。
洗濯機
メンズエステでは、大量のタオルなど毎日多くの洗濯物が出ます。
稀にコインランドリーを使うという方もいらっしゃいますが、手間や効率を考えれば、まず始めに購入していただきたい家電です。
また、乾燥機能付きの洗濯機だとかなりの手間を省くことができます!
レンタルタオル業者を利用するのもおすすめです。
冷蔵庫
こちらは、お客様に提供するための飲料やセラピストが持参した飲食物を冷やしておくのに使用する家電です。
メンズエステでは、セラピストがお客様が差し入れをいただくことも多いです。
ひとり暮らし用で十分ですので、こちらも用意しておきましょう。
電子レンジ
こちらはメンズエステの経営で必ず必要なものではありませんが、セラピストから導入の要望が多い家電です。
待機中などに飲食物を温めるのに使用します。
経営者として、従業員の働きやすい環境を整えることも仕事の一つですので、こちらも用意しておくと良いでしょう。
また、メンズエステのオプションとして人気な「ホットオイル」を用意する時に使用することもできます。
BGMを流せるもの(スピーカーなど)
メンズエステでは、お客様に「癒し」の時間を提供することが大切ですので、良い雰囲気の演出のためにBGMは欠かせません。
こちらもしっかりと用意しておきましょう。
Bluetoothを接続できるスピーカーがおすすめです。
ドライヤー
メンズエステでは、施術前にシャワーを浴び、身体を綺麗にしてから施術を受けるというルールがあります。
あまり多くはいませんが、仕事帰りや夏場に訪れた際に頭まで洗うというお客様もいらっしゃいます。
安価なもので構いませんので用意しておくと良いでしょう。
セラピストが施術後にシャワーを浴びた際にも使用することができます。
メンズエステ開業に必要な備品【家具】
次に、メンズエステの開業で最低限必要な「家具」についてご紹介していきます。
最初は必要最低限の家具を用意し、経営していくうちに見つけたこだわりやセラピストの要望などに応じて買い足していくと良いでしょう。
尚、家具のデザインはお店のコンセプトに沿ったものを選ぶようにしましょう。
間接照明
メンズエステでは、お客様に「癒し」の空間を提供することが重要視されます。
部屋全体を照らす明るい照明は施術中の雰囲気にはそぐわないので、メンズエステ特有のムード作りに一役買ってくれる素敵な間接照明を用意しましょう。
遮光カーテン
上記で紹介した間接照明を活かすためにも、遮光カーテンは必須です。
お店のコンセプトに沿った素敵なデザインを用意しましょう。
マットレス・防水シート
メンズエステでの施術の際に必須となるものです。
メンズエステの施術では大量のオイルを使用するため、マットレスを守るために拭くだけでOKな防水シートも用意しておくと良いでしょう。
姿見(大きい鏡)
こちらもメンズエステ特有の家具になります。
メンズエステでは、施術中のセラピストの様子を鏡を通して伺うことができるのが醍醐味でもあり、大きな鏡を横にしてマットレスの脇に置くのが定番となっています。
横幅の狭い鏡ですとセラピストの様子を伺いにくいので、横幅の広い鏡を用意するのがおすすめです。
店舗によっては、体の横だけでなく、頭の方向などの二箇所に鏡を置いているところもあるようです。
テーブル・椅子
こちらは、お客様がルームに到着し一息付く時に使用する家具です。
施術やオプションの説明をしたり、誓約書に記名をしてもらう際に必要になります。
椅子ではなくソファの店舗も多いので、ルームの広さや好みに応じて揃えるようにしましょう。
メンズエステ開業に必要な備品【小物】
次に、メンズエステの開業で最低限必要な「小物」についてご紹介していきます。
ハンガー・荷物入れ
お客様の上着を掛けるためのハンガーや、荷物を置くための入れ物を用意しておくと良いでしょう。
荷物の置き場所を決めておけば、忘れ物や、盗撮・盗聴の防止にもなります。
セラピストの上着や衣装をかけることも考えて複数用意しておきましょう。
時計
こちらは、セラピストが施術中に時間を確認するために必要です。
施術時間に関するトラブルを避けるためにも必須のアイテムです。
キャッシュボックス
お客様からいただいたお金を一時的に保管するためのものです。
窃盗や未払いのリスクを防ぐことができ、セラピストにとっても安心です。
防犯対策として用意しておくと良いでしょう。
スリッパ
こちらは、お客様用とセラピスト用の二人分を用意しておきましょう。
ゴミ箱
メンズエステでは、使い捨ての紙パンツなどのゴミが出ますので、こちらもマストで用意しておきましょう。
ルームや洗面所に設置しておく用の小さいものと、セラピストが持参した飲食物などのゴミを捨てる用の大きいものを用意しておくと良いでしょう。
メンズエステ開業に必要な消耗品【メンズエステ特有のもの】
ここからは、メンズエステの開業で最低限必要な「メンズエステ特有の消耗品」についてご紹介していきます。
こちらがなくてはメンズエステでの施術は不可能ですので、忘れずに準備するようにしてください。
経営が軌道に乗ってきたら、消耗品にもこだわりを出して他店との差別化を図れると良いかと思います。
マッサージオイル
メンズエステでの施術にマッサージオイルは必須。
お客様の中には香り付きを嫌がる方もいますので、まずは「無香料」のオイルを用意しておくのが良いでしょう。
メンズエステ経営ナビの記事でも紹介している「ヌクリア・エクストラ」というマッサージオイルは、ローションのようにとろとろ&ヌルヌルの肌触り。
粘度が高く乾燥しにくいのが特徴にも関わらず、「水溶性オイル」のためシャワーでサッと洗い流すことができて後処理も簡単です。
「水溶性オイルって何?」という方は、下記の記事で解説していますのでぜひご覧ください。
まずはこちらのオイルを用意しておけば間違いありません。
紙パンツ
こちらもメンズエステ特有の消耗品です。
メンズエステでは、お客様は紙パンツを履いて施術を受けるのがルールです。
お客様全員が使用するものになり、なくては営業ができないものですので、在庫切れにならないよう常に余裕を持ってストックしておきましょう。
タオル
メンズエステでは、施術前と施術後にシャワーを浴びる他、施術ではたっぷりのオイルを使用するので、大量のタオルが必要になります。
シンプルなもので構いませんので、すぐに傷んでしまうことも考えて多めに用意しておきましょう。
タオルはお客様の身体に直接触れるものですので、惜しまずに交換することが大切です。
また、レンタルタオル業者を利用するのもおすすめです。
色・サイズ・素材・厚みを選ぶことができるだけでなく、タオルを洗う手間も省くことができます。
ボディーソープ・シャンプー・ハンドソープ
メンズエステでは施術前と施術後にシャワーを浴びますので、マッサージオイルと同じく「無香料」のものを用意しておきましょう。
仕事帰りや夏場など、頭を洗うお客様もいるのでシャンプーの用意もしておくと親切です。
お店のコンセプトにあったおしゃれな詰め替え容器を用意するのもおすすめです!
使い捨てスリッパ
備品の項目で既にスリッパを紹介しましたが、こちらは「使い捨てスリッパ」です。
施術後は、お客様もセラピストも足先までオイルまみれになっているため、普通のスリッパに加え使い捨てのスリッパも用意しておくと便利です。
メンズエステ開業に必要な消耗品【その他】
他には、お客様の来店時にお出しする用の飲料や紙コップ、 誓約書を記載してもらうためのボールペンなどの筆記用具も用意しておきましょう。
タオルを洗濯するための洗剤類、トイレットペーパーや掃除用具などのトイレ用品、ティッシュペーパー、ゴミ袋などの生活必需品も忘れずに!
メンズエステ開業に必要なもの【おすすめ】
経営が安定してきたらオイルウォーマーなどを用意し、ホットオイルのオプションを新設するのもおすすめです。
また、トラブルが心配な方は、監視カメラやボイスレコーダーなどの防犯アイテムも用意しておくと安心です。
まとめ
メンズエステ開業の際に、最低限必要な備品・消耗品を紹介していきました。
デザインや質などは店舗のコンセプトやこだわりにより異なるかと思いますが、これにより初期費用や運営費用(=開業資金)のおおよその金額を算出することができると思います。
メンズエステ開業に向けた準備の流れや、開業資金に関しては下記の記事をご覧ください。
また、メンズエステの開業にあたってセラピストの求人がまだだという方は下記の記事も併せてご覧ください。
みなさまのメンズエステ経営が成功しますよう応援しております!