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出張メンズエステはどう開業する?新規出店のメリットとデメリットも徹底解説

この記事では、出張メンズエステを開業するメリットやデメリット、開業の流れを詳しく解説していきます。

メンズエステという業種の中で開業しやすいと言われる出張型ですが、開業に当たっては把握しておくべき事項がたくさんあります。

記事の内容を確認いただくことで出張型の特徴を把握できるだけでなく、漏れなく進めることができ、スムーズな開業に繋がることでしょう。

なお、出張メンズエステでは必須とも言える広告掲載に関する情報も紹介しております。

ぜひ開業の参考になさってください。

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目次

出張メンズエステとは?ビジネスモデルについて

まずは、出張メンズエステの定義やビジネスモデルを紐解いていきましょう。

どのような業態なのかを正しく把握しておけば、開業への準備もしやすくなります。

受付や施術ルームを持たないメンズエステ

出張メンズエステとは、お客様の依頼を受け自宅や宿泊先に出張してサービスを提供する業務形態を指します。

主な業務の簡単な流れは以下の通りです。

出張メンズエステの利用の流れ

①ネットや電話で予約を受け、希望コース・施術時間・指名の有無を確認
②お客様の指定時刻に指定場所に出張して施術を行う
③退出

店舗でのマッサージと出張マッサージとでは、施術場所が違うだけで業務の流れに大きな違いはありません。

施術ルームを持たないメンズエステと考えれば良いでしょう。

無届出での性的サービス提供は風営法違反

メンズエステはあくまでも癒やしの提供を目的としているので、性的サービスの提供は風営法違反となり処罰の対象です。

性的サービスを提供するお店は、管轄の警察署に「性風俗特殊営業」に係る届け出をしなければなりません。

届け出をしない場合は無許可営業で法律違反となるわけです。摘発の対象にもなるため、どのようなサービスを提供するかについては十分に注意が必要です。

逆に性的サービスを提供しない一般メンズエステであれば、届け出の必要もなく風営法に抵触することもありません。

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万が一に備えてデリヘルの届出で営業するパターンも

摘発を避けるために、デリヘルとして届出をし営業するメンズエステもあります。

メンズエステをコンセプトに、あくまでデリヘルとして営業すれば摘発の心配がないのです。

ただ、デリヘルとして営業するためメンズエステ専門の広告媒体への掲載は難しくなります。

そのためメンズエステ利用を目的としたユーザーを取りこぼす可能性も少なからずあります。

また、一般的に風俗の求人媒体はメンズエステの媒体よりも広告掲載費が高くなる傾向にあるため、予算が余計にかかる場合もあります。

風俗業種での営業業態になることによるメリット・デメリットはよく把握しておきましょう。

出張メンズエステを開業するメリット

出張メンズエステを開業するメリットをご紹介します。

出張メンズエステを開業するメリット

①希少な許可物件を押さえる手間が省ける
②維持費のかかる不動産を持たずに営業可能
③開業に限らず撤退に関する敷居も低い
④集客面で立地条件の影響を受けにくい

①希少な許可物件を押さえる手間が省ける

出張メンズエステは店舗を持つ必要がないため、許可物件を押さえずに済みます

許可物件とは、メンズエステの営業を認めている賃貸物件を指します。

なぜ許可物件を抑えないことがメリットなのかと言うと、商業利用を許可している賃貸物件はかなり少ないからです。

メンズエステは競合も多く取り合いになりますし、いざ許可物件が見つかったとしても希望する立地ではない可能性もあります。

そうなると当初の営業計画とズレが生じてきますし、集客や売上にも影響が出てくる可能性もあるでしょう。

その点、はじめから出張型のビジネスにすれば、許可物件を押さえる手間を軽減できるのです。

②維持費のかかる不動産を持たずに営業可能

出張型のメンズエステでは、不動産を持たずに営業できるので維持費がかからずに済みます

店舗型のメンズエステを運営するには、物件の保証金や敷金・礼金、改装工事費などの初期費用がかかります。

加えて家賃や水道代、光熱費などの維持費もかかるのでランニングコストも出張型に比べて大きくなるのは避けられません。

しかし、出張型であればタオルやオイルなどの必要最低限の備品のみで営業できるので、経費を抑えることが可能なのです。

③開業に限らず撤退に関する敷居も低い

出張型のメンズエステは、開業だけではなく撤退がしやすいのもメリットです。

開業のための設備投資をしていないため資金回収ができなかったときのダメージが小さくすみます。

また店舗や部屋を引き払う際は原状復帰が必要となりますが、その手間や費用もかかりません。たとえ事業が上手くいかなければすぐに辞められるのです。

また副業でも始めやすい業態なので、いざ撤退となっても生活への影響が少なく済むところもメリットでしょう。

④集客面で立地条件の影響を受けにくい

集客面で立地条件の影響を受けにくいのも、出張型メンズエステのメリットです。

店舗型の集客は立地条件に左右されます。

周辺に住んでいる人がメインの利用客になるため、思った以上に客足が伸びないといった事態になるおそれもあるでしょう。

その点、出張型メンズエステはセラピストを派遣できる範囲であれば自由自在にエリアを拡大できます。

拠点となるエリア以外にも利用者を作れるため、店舗型よりも立地条件の影響を抑えられます。

出張メンズエステを開業するデメリット

次に、出張メンズエステを開業するデメリットをご紹介します。

出張メンズエステを開業するデメリット

①対応エリアによっては送迎車が必要
②回転率は店舗型より落ちるかもしれない
③現場の環境に合わせた柔軟性が求められる

良い部分だけでなく悪い部分も把握しておけば対策できることもありますし、開業の際に失敗しにくくなるでしょう。

①対応エリアによっては送迎車が必要

出張型メンズエステは移動が必須なので、自店で対応するエリアの範囲によっては送迎車を用意する必要があります

車を準備する費用や車検代、ガソリン代などの固定費も少なからずかかるでしょう。

電車やタクシーで移動できる範囲であれば車も必要ないので、エリアをある程度限定するのもひとつの方法です。

ただ、電車賃やタクシー代の経費やその精算といった事務処理を鑑みると車のほうが負担が少ない場合もあります。

自店にとって最も良い方法を選択しましょう。

②回転率は店舗型より落ちるかもしれない

出張型の場合、店舗型より回転率が落ちる懸念があります

出張型ではどうしても移動時間が取られてしまうため、女性1人あたりの1日に対応できる数が少なくなってしまうのです。

出張エリアを絞って回転率を高く維持することも検討が必要です。

また経営方針や集客力によっては、回転率をより重視して店舗型にすべき場合もあります。

③現場の環境に合わせた柔軟性が求められる

出張では訪問先がバラバラなので、環境に合わせて柔軟に対応しなければなりません

施術は基本的に訪問先にあるベッドや布団を使うので、高さや位置もばらばらです。施術の動きが制限される環境の場合は、やり方を工夫しなければならないこともあります。

また持ち運びできる施術用のベッドを利用する場合も、部屋が狭くてベッドが設置できないというケースも考えられるでしょう。

訪問先の環境に合わせられる柔軟性がないと、出張メンズエステは上手くいきません。

出張メンズエステ開業の流れは7ステップ

出張メンズエステ開業の流れは大きく分けて7ステップあります。

出張メンズエステ開業の7ステップ

①コンセプトや営業方法の検討
②出張対応エリアやコースの決定
③開業資金や運転資金の準備
④要に応じて待機所を契約
⑤備品や消耗品の調達
⑥ホームページや広告掲載の準備
⑦税務署に開業届を提出

それぞれ重要な段階ですので、忘れないように実行しましょう。

①コンセプトや営業方法の検討

まず初めに決めるべきなのは、お店のコンセプトです。

どんなコンセプトで出店したいか、あるいは、ユーザーの興味を引きそうなコンセプトは何か。

いずれにせよ、明確なコンセプトを描くことでユーザーにお店の特徴を伝えやすくなり、ニーズとの乖離も生じにくくなります。

そのコンセプトを実現するのに最適なのは出張型か店舗型かルーム型か……と、営業方法も合わせて決めていくことができるでしょう。

お店の方向性を決める最も重要なステップとなりますので、しっかりとしたリサーチのうえ慎重に決めていきましょう。

②出張対応エリアやコースの決定

コンセプトが決まったら、出張対応エリアとコースを決定しましょう。

競合の多いエリアはユーザーを獲得しにくいので、安易に人気エリアという理由だけで出店するのはおすすめできません。

だからといってニッチなエリアはそもそもユーザーの絶対数が少なく、事業が成功する可能性が低くなってしまいます。

自店のコンセプトは競合エリアで埋もれないか。多少郊外でも集客できそうか。入念なリサーチのもとでエリアを決めなければ、あっという間に廃業の憂き目に遭うことでしょう。

またコースもお店のコンセプトに沿ってサービス内容や時間、料金などを設定していく必要があります。

例えば高級店だからと言って極端に料金を高くしても、あまりに相場と乖離があれば集客ができない可能性もあります。

コース内容は後から改定できる部分とはいえ、コンセプトとも紐づきますし、最初に失敗して挽回ができなくなることも考えられるため、こちらも慎重に設定しましょう。

③開業資金や運転資金の準備

最も重要と言っても過言ではないのが、開業資金・運転資金の準備です。

開業資金が必要な他にも、運転資金は当面の間営業を続けるために必要です。

開業当初は知名度不足や広告量の不足などから、なかなか集客できずに思うように売上が立たない場合も多いです。

最低でも何か月か赤字が続いても大丈夫な運転資金を用意したうえで開業しましょう。

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④必要に応じて待機所を契約

出張メンズエステであってもセラピストの待機所が必要になるケースは多いです。

待機所があることによって、セラピストの出勤管理、備品類の集約、効率的な派遣などがしやすくなります。

お店の規模や営業形態といった状況と照らし合わせ、必要に応じて待機所として利用できる賃貸と契約すると良いでしょう。

ただ、待機所の賃料や維持費が発生しますので、経費が追加でかかるのは念頭に置いておくべきです。

⑤備品や消耗品の調達

備品や消耗品はメンズエステでは必需品なので、必要数を準備しましょう。

お店のコンセプトによっても備品のチョイスは変わってきます。

ただ出張メンズエステの場合は保管しておけるルームがないので、別途保管庫を用意したり最低限の備品で抑えたりする必要があります。

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⑥ホームページの準備

ホームページの作成も、集客・宣伝のためには必須です。

ノウハウがあるなら自分で作成しても良いですし、制作会社といったプロに依頼しても構いません。

デザインによっても集客に差が出るので、専属のWEBデザイナーを雇って随時改修しているお店もあります。

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⑦広告掲載の準備

メンズエステが掲載できるポータルサイトへの広告掲載も重要です。

ほとんどのユーザーはポータルサイトの情報を基にお店を探すため、掲載はほぼ必須と言っても良いほど。

広告の出稿費はかかりますが、予算とのバランスを考えながらできるだけ人気のあるサイトに広告掲載をするのがおすすめです。

⑧税務署に開業届を提出

開業届の提出も忘れないようにしましょう。

開業届は、最寄りの税務署へ事業開始から一か月以内に提出しなければなりません。

また、開業届と一緒に青色申告承認申請書も提出しましょう。

青色申告承認申請書は確定申告に必要な書類で、最大65万円の控除を受けられます。

開業届と違い事業開始から二か月以内の提出で大丈夫ですが、開業時は忙しく忘れてしまう可能性も考慮し、一緒に準備・提出してしまうのがおすすめです。

新規開業の出張メンズエステに広告掲載がおすすめの理由

最後に、なぜ新規開業の出張メンズエステに広告掲載がおすすめなのかをご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

実店舗がない=ユーザーが自店舗を認知しにくいから

出張メンズエステは実店舗がないため、ユーザーに認知してもらうには現代の主な広告手段であるWEB広告に頼らざるを得ません

WEB広告以外の手段として昨今はSNSも活用されていますが、新規開業では知名度やフォロワーといったものがありません。

自身の発信だけでは訴求できる数やスピードに限界があり、十分な実客を確保できないうちに撤退を余儀なくされる可能性もあるでしょう。

そのため、アクティブユーザーの多い媒体に広告掲載して早期に実客を確保するべきなのです。

実客を確保できないとセラピストの退店を招くから

実客の確保ができないと、大切な人材であるセラピストを失いかねません。

メンズエステのセラピストは一般的に高給を稼ぐ目的で働いているため、稼げるか否かは非常に大切です。

仮に待機保証があったとしても、セラピストは少しでも多く接客をして手取りを増やしたいと考えるため、暇なお店よりお客が入って稼働できるお店に身を置きたいと考えるでしょう。

実客が十分に確保できずに稼げなくなれば、セラピストはすぐさま別のお店に流れていってしまうのです。

セラピストが不足すればユーザー離れも起き、よりセラピストが稼げない状況に陥る、といった悪循環に入ってしまいます。

そのため、早期に実客を確保するためにも広告掲載は重要なのです。

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まとめ:メリットやデメリット・開業の流れを押さえて事業成功に繋げよう

出張メンズエステの開業に関する流れや、メリット・デメリットをまとめました。

出張メンズエステは店舗型よりも開業・撤退がしやすく、店舗の維持費もかからない点は特筆すべきメリットだと言えます。

ただ当然デメリットもあるため、自店のコンセプトや運営方法・予算と照らし合わせて業態を検討する必要があるでしょう。

そのうえで「出張」という手段をとるならば、メンズエステの広告媒体をはじめ、あらゆる場所への広告出稿を検討しましょう。

ぜひ記事を参考にして、出張型メンズエステの成功に繋げてみてください。

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この記事を書いた人

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