直近で、メンズエステの広告サイトからの予約が減少している店舗様が続出しています。
広告サイトからの予約はメンズエステにおいて大きな割合を占めるため、お店にとっては死活問題でしょう。
そこで、今回は広告サイトからの予約が減少している原因や、具体的な対策方法をご紹介します。
ぜひ本記事で、予約数の減少に対する対策や具体的な施策を行う糸口を見つけてみてください。
メンズエステの広告サイトからの予約が減少している
メンズエステ業界では、広告サイト経由の予約が減っている店舗が続出しています。
要因としては、「全国メンズエステランキング」といった主要な広告サイトが検索結果上位に表示されなくなるケースが頻発したためです。
実際に検索結果上位に表示されない事象を確認した広告サイトは以下です。
・全国メンズエステランキング
・駅ちか人気!メンズエステランキング
・エステラブ
各サイトが検索結果上位に表示されなくなった原因は、SEOアルゴリズムの変化により広告サイトの検索順位が低下したものだと考えられます。
各サイトでそれぞれどういった変化があったのか詳しく解説いたします。
全国メンズエステランキング
「全国メンズエステランキング」では「メンズエステ」のビッグキーワードや「メンズエステ + エリア」などの主要キーワードで検索上位に表示されなくなりました。
コアアルゴリズムアップデートの前までは主要なメンズエステ広告サイトが上位表示されていましたが、アップデート後は広告サイトがことごとく圏外になってしまったのです。
同サイトは常にメンズエステの主要キーワードで検索上位への表示を維持し続け、他を大きく引き離す流入を確保し続けていたため業界に激震が走りました。
なお、「全国メンズエステランキング」ではアダルトコンテンツの削除や風俗エステ・非風俗エステのドメインの切り離しなどの対策を講じました。
その結果、2月の下旬頃から順位・トラフィックを無事回復させています。

駅ちか人気!メンズエステランキング
「駅ちか人気!メンズエステランキング」も、主要キーワードや指名検索で表示されなくなったりといった影響がありました。
「駅ちか人気!メンズエステランキング」はアップデート直後は大幅な流入数の低下は見られなかったものの、2025年1月末頃から大幅に低下。
その後2025年3月現在まで回復しないままの状況です。
もともとのトラフィックから半分程度に下がった状態が続いています。

エステラブ
「エステラブ」に関しても主要キーワードのみならず指名検索でサイトが表示されなくなり、ユーザーの混乱を招く状況となりました。
コアアップデート後はむしろトラフィックが増加しており、1月には同サイトの過去最高のトラフィックを記録しています。
しかし2月からはまた下がりはじめ、アップデート前よりも数値は低下してしまいました。
3月のコアアップデート後にもさらにトラフィックは下がっています。

これらの主要サイトに大きな変動があったため、掲載をしている多くのメンズエステ店の予約が減少したと考えられます。
広告サイト経由の予約の減少はメンズエステ経営において死活問題になりかねません。
店舗経営者様にとっては、無視できない状況だと言えるでしょう。
広告サイト側の対応例

広告サイトが検索上位から外れてしまうと、店舗にとっても予約数の減少に繋がり死活問題となってしまいます。
広告サイト側はどういった対応を行っているのでしょうか?
とある店舗様によると、あるサイトではこのような対応をとっているようです。
性的内容を含むコンテンツの削除
性的サービスが法律で禁止されているメンズエステの広告サイトにおいて、性的表現の含まれる文章や写真などのコンテンツがあると上位表示されなくなるケースがあります。
Googleでは風俗系といったアダルトコンテンツを扱うサイトと一般サイトを明確に区別しており、一般サイトを優先して上位表示させる傾向にあります。
性的コンテンツによってメンズエステを扱うサイトが「アダルトサイト」と判断されてしまうと、結果として検索順位が落ちてしまうのです。
とあるメンズエステ広告サイトにおいて、性的な表現が含まれる口コミや店舗紹介文をすべて書き換え、順位を回復させたという事例がありました。
Googleからのペナルティに繋がる内容の改善
Googleでは、以下の内容が確認されるサイトにはペナルティを与えて検索結果に表示させないようにするケースがあります。
・コピーコンテンツ
・隠し文字や隠しページ
・口コミやコメントの自作自演行為 など
上記のような行為は不正に検索順位を上げる施策としてGoogleに警戒されています。
ペナルティを受けてしまえば、他のコンテンツがどれだけ有益でも検索結果上位にはなかなかランクインできなくなってしまいます。
そのためコピーコンテンツがないようにサイト内コンテンツを改善したり、ページの見直しを行ったりしてペナルティ回避を行っているのです。
メンズエステのSEO対策については以下のページでも詳しく解説しておりますので、ぜひ合わせてご確認ください。

広告予約減少の対策方法

広告サイトが検索上位に表示されない理由は分かりましたが、それによって広告予約が減少してしまうのは無視できない問題です。
そこで、広告サイト経由の予約が減少した際の対策方法をまとめました。
複数の広告サイトを活用する
ひとつの広告サイトに頼らず、複数のサイトに掲載するのは有効な手段です。
大手サイトに掲載しておけば一見安心に思えますが、同サイトがいざ上位表示されなくなった際に大幅に成約率が下がるリスクが常に付きまといます。
その点複数のサイトに掲載していれば、リスクは回避しやすく継続的に集客が期待できるでしょう。
ぜひ以下のページも参考にしていただき、できるだけ多くの媒体に広告掲載を行いましょう。

SEO対策を行い店舗公式ホームページからの集客を増やす
お店の公式ホームページからの集客を増やすのも有効な方法と言えます。
公式ホームページから安定して集客ができれば、広告サイトが上位表示できなくても売り上げを伸ばし続けられるでしょう。
メンズエステを利用するユーザーは「エリア名+メンズエステ」で検索する場合が多く、同キーワードで上位を狙えれば集客が成功しやすくなります。
以下のような施策を行って、広告サイトと同程度の上位表示を目指しましょう。
- 狙いたいキーワードを多く含める
- オリジナル画像やイラストを多く掲載する
- コラムやテキストなどのコンテンツをなるべく充実させる
SEO対策については以下の記事でもご紹介しております。

MEO(Googleマップ最適化)対策の実施
MEO対策の実施も、広告に頼らない集客方法のひとつです。
MEOはGoogleマップ最適化とも呼称され、Googleマップでの上位表示を目指す施策をMEO対策と呼んでいます。
メンズエステを検索するユーザーはGoogleマップを見て近隣のお店を探すケースも多く、MEO対策で上位が取れれば効率的な集客に繋がるでしょう。
MEO対策に関しては下記の記事で詳しく解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

SNSやLINEを活用したダイレクト集客を強化
SNSやLINEを活用し、ユーザーへの直接的な集客の効果を行うのも効果的な方法だと言えます。
SNSやLINEは、電話やメールと同じでユーザーにダイレクトで集客行動を行えるツールです。
ユーザーに効果的に働きかけられれば、集客の面では高い即効性があると言えるでしょう。
ただ、SNSやLINEは事前にユーザーのアカウントにフォローしてもらったり友だち登録してもらったりしていないと働きかけられません。
一度来店してもらったお客様にはキャンペーンを通してフォローや登録を働きかけたり、施策を通してフォロワーや登録を増やしたりして効果的な集客に繋げましょう。
SNSでの集客に関しては下記の記事でも詳しくご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ:広告サイト経由の予約数減少には具体的な対策で太刀打ちできる!
広告サイト経由の予約が減少している原因や、具体的な対策方法をご紹介しました。
たとえ広告サイト経由の予約が減少しても、以下の方法で対策を打つことは可能です。
- 複数の広告サイトを活用する
- 公式ホームページからの集客を増やす
- MEO(Googleマップ最適化)対策の実施
- SNSやLINEを活用したダイレクト集客を強化
上記の方法は、すぐに対策できるものばかりですが自店で完璧に行うのは知識やノウハウがないとなかなか難しいでしょう。
メンズエステ経営ナビでは、おすすめの広告サイトの紹介や、SEO・MEO対策に関するお問い合わせも承っております。
ぜひお問い合わせフォームよりご連絡ください。